家事代行は贅沢！？気になる料金相場は？

女性の社会進出とともに働く女性が増えています。しかし社会にはまだ「家事は女性が行うもの」と言う風潮が残っているため、仕事と家事の両立に苦労している人は少なくないでしょう。そんなときに強い味方になってくれるのが「家事代行サービス」です。家事の負担を減らし、時間と心に余裕ができると好評で、家事代行サービスは数百社を超えています。家事代行の料金相場を調べてみました。

1．家事代行にかかる料金の内訳

家事代行サービスの料金は「依頼内容」「依頼時間」「依頼頻度」によって複数のプランが用意されています。基本料金のほか、交通費、鍵預かり料、スタッフ指名料などが加算されます。また携帯電話会社と提携して割引サービスを実施している会社もあります。

1-1．１時間あたりの基本料金相場

家事代行サービスを利用したいと考えていても、いくらかかるか気になるものです。そこで家事代行サービス会社３社をピックアップし、料金やサービス内容を比較してみました。

1-1-1．A社（紹介派遣型）

【料金】

不定期で利用するスポット１時間の料金は4,000円ですが、『初回お試しプラン』が用意されており、３時間9,000円（１時間換算3,000円）で利用することができます。

【作業内容】

掃除機掛け、雑巾がけ、トイレ掃除、浴室清掃、洗濯、キッチン清掃、料理、買い物などの中から、時間内で行える作業を組み合わせて利用できます。

【作業例】

たとえば2LDK～3LDKを目安として「水まわりの掃除（風呂掃除とキッチン掃除70分、トイレ掃除・洗面所掃除各15分）」プラス「部屋の掃除（掃除機がけ40分、リビング片付け20分、洗濯物たたみ20分)」など。

1-1-2．B社（マッチング型）

【料金】

家事代行業者を介するのではなく、料金とスキルやのマッチングにより利用者自身がスタッフを選ぶシステムです。各スタッフが料金を設定しており、最低価格は１時間1,500円から。レビュー件数、レビューの平均値によって設定可能な最高額が上がっていく仕組みです。

【作業内容】

掃除、整理収納、洗濯、買い物、料理、作り置き、ペットケア（室内）、チャイルドケア（保護者同席）などを、オプション料金なしでまとめて依頼できます。ただしスタッフによってできる仕事の範囲が異なるため、事前にプロフィールを確認してください。なお高所での作業や危険作業、屋外での作業は対象外です。

1-1-3．C社（マッチング型）

【料金】

不定期で利用するスポットは１時間2,500円。月に１度の利用は2,390円、隔週利用は2,290円、毎週１回の利用なら2,190円と、定期的に利用するほど割り引かれます。サービスは１回につき、２時間以上30分単位で利用できます。

【作業内容】

部屋の掃除、片づけ、水まわりの掃除など住宅内清掃全般を承っています。ただしエアコン、ガスフードレンジ等の専門的掃除とは異なり、日常的な掃除の範囲となります。よりキレイにしたい場合は、オプションのハウスクリーニングを利用してください。

1-2．それ以外にかかる料金

基本的な料金のほかに、下記の料金が発生します。またキャンセル料が発生する期間が定められていたり、スタッフが有料駐車時を使用した際にも実費請求されることがありますので、あらかじめご確認ください。

参考までに、ハウスクリーニングの料金も記載しておきます。

1-2-1．A社のハウスクリーニング料金（税抜）

1-2-2．A社のその他のオプションサービス（税抜）

1-2-3．C社のハウスクリーニング料金（税抜）

2．１か月にかかる金額は？

１ヵ月のかかる費用を会社ごとに、１回３時間×週４回で算出しました。依頼する時間や頻度は、部屋の広さや状況により変わることをあらかじめご了承ください。

※B社のみ１回の利用は一律3時間

3．まとめ

以前は、家政婦を雇うご家庭は裕福な家だけというイメージでしたが、今では家事代行は当たり前のように世の中に浸透し、価格も決して贅沢というほど高くないということもおわかりいただけたのではないかと思います。

家の中はいつも綺麗に保ちたい。でも時間がないという方に、家事代行サービスは最適です。また日ごろ家事を行っている奥様に対する思いやりとして、旦那様からプレゼントするのもいいですね。