共働き世帯の皆さん、家事の負担や分担に満足していますか?
当サイトで100名の共働きの方にアンケートをところ、家事負担、家事分担に満足している男性は、91%。一方で、女性で満足している方は、45%でした。女性は半分以上が不満をもっており、男女で大きく違いがあることがわかります。実際、共働きで子どもがいる夫婦の一日の家事関連の平均時間は、夫が46分に対し、妻は294分というデータもあります(※)。
この記事では当サイトのアンケートをもとに、パートナーへの要望をまとめました。特に共働き妻をもつ男性の皆さんは必見です!
(※)「平成28年社会生活基本調査 生活時間に関する結果」(総務省統計局)
目次
1.「心遣いがほしい」
・40代女性、自営業、家事負担比率⇒夫2・妻8
私は自営業のため在宅はしていますが仕事をしながらの家事と子育てはかなりハードです。頼まなくてもちょっとした家事を手伝う、せめて自分のものは片付けるなど、夫の心遣いがあればだいぶ良いのに、といつもおもいます。
・40代女性、会社員(フルタイム)、家事負担比率⇒夫1・妻9
主人は自分の部屋すら片付けないので、【遊びに出掛ける時は部屋の掃除をしてから行く事!】など、約束ごとを決めています。私の性格上、人に頼みごとをできないというのも悪い部分だと思うのですが、もう少し気を利かせて「何か手伝うことはある?」や「いつもありがとう」の一言が欲しいです。
・40代女性、会社員(フルタイム)、家事負担比率⇒夫1・妻9
気づいたことがあれば、家事を手伝って欲しいと思いますが、あまり気づいてくれません。私の仕事が忙しいときは気を配って欲しいと思います。
・30代女性、パートアルバイト、家事負担率⇒夫0・妻10
共働きなんだからゴミ捨てとか掃除とか洗濯を取り込むとかいわゆる名前のない家事、ペットボトルのラベルを剥がすみたいなのでもいいから保育園の送迎でもいいからして欲しい
パートだから正社員だからって全く関係ないはず
妻の勤務形態がどうあれ、働きながら家事、育児をこなしていくのは想像以上に大変なことです。今よりほんの少しでも、お互いを思いやる気持ちを持ち、自分ができることをしていくことで、妻の負担を減らしていけるのではないでしょうか。たとえば、ゴミ出しが担当なら、ゴミ出しのあとに替えの袋をセットしておくなど、想像力を働かせて「名前のない家事」にも取り組んでみましょう。それができなくても、一言でも気遣いの言葉や、「ありがとう」の気持ちを伝えるだけでも、妻の満足度は変わるはずです。
2.「自発的に家事をしてほしい」
・40代女性、会社員(フルタイム)、家事負担比率⇒夫3・妻7
もう少し、出来ないという料理とはいいませんが…お願いする前に自発的に洗い物、洗濯などに積極的に手伝って欲しいです。
・30代女性、パートアルバイト、家事負担比率⇒夫1・妻9
1日の流れでやらなくてはいけないことは決まっているので、空気を読んで自ら動いて欲しいです。頼みにくい時は子どもをうまく使ってやってもらうこともあります。
・20代女性、会社員(フルタイム)、家事負担比率⇒夫1・妻9
言う前に動いてもらえると助かります。
「頼んでくれたらするのに」という男性側の言い分もあるかもしれませんが、妻からしたら、毎回頼み事をすることも気が引けるし、意外と面倒なもの。会社ではばりばり働いている夫も、家庭ではなかなか空気を読めない、主体的に行動できない夫が多いようです。頼まれることを待たずに、少しだけ空気を読んで自ら動けば、妻の満足度は上がります。
3.「積極的に家事や育児に参加してほしい」
・30代女性、パートアルバイト、家事負担比率⇒夫1・妻9
もう少し積極的に家事育児には参加してほしい
・30代女性、会社員(フルタイム)、家事負担比率⇒夫4・妻6
共働きでフルタイムですが、子供の発熱などのお迎えは私になります。お互い責任のある仕事をしているので会社に迷惑がかかるのはわかりますが、それは私も一緒なので半分とは言いませんがたまには主人がしてくれると助かります。(それは会社問題なので主人を責めるわけにはいきませんが)
やってあげた感が強いのでそれを直してほしいです。
夫婦2人で子供を育てるのは当然と言えば当然なのですが、いまだに家事育児は「手伝う」「参加する」「やってあげている」という感覚の夫が多いようです。子供の発熱時や、行事関係なども妻が休むというケースが多く、女性にとってまだまだ働きづらい社会であることがわかります。
4.「せめて頼んだこと、自分のことはちゃんとやってほしい」
・20代女性、会社員(フルタイム)、家事負担比率⇒夫1・妻9
頼んだことの8割できていれば良い方。
せめて頼んだ事をきっちりこなして欲しい。
・30代男性、会社員(フルタイム)、家事負担比率⇒夫3・妻7
日々使うものはその都度片付けて欲しい。
家事を手伝う、主体的に行う以前の問題として、仕事を増やしてばかりの方も多いのでは?せめて自分の部屋は自分で片付けてほしい、頼んだことはきちんとやってほしい、などの要望も見られました。
特に男性の皆さんは、耳が痛いことも多かったのではないでしょうか?
アンケートでは、男性からのこんな意見もみられました。
・20代男性、会社員(フルタイム)、家事負担比率⇒夫2・妻8
もう少し私も手伝うべきだと思っています。
・40代男性、会社員(フルタイム)、家事負担比率⇒夫1・妻9
妻の負担が大きいので減らしてあげたいです
妻からしたら、こんな夫の気持ちも嬉しいものなのです。ただ、伝えたり、行動に移さないと、残念ながら妻には伝わりません。もちろん、対等に家事ができればそれに越したことはないのですが、なかなかそうはいかないご家庭も多いと思います。そんなときは、まずは妻の負担を知って、ねぎらいの言葉をかけてあげる、感謝の言葉をかけてあげるだけでも、妻の気持ちはだいぶ穏やかになります。