いよいよ、夏も本番。暑さが本格的になると、家族の夏バテが心配です。食欲がないときはスルッと食べられるメニューを好みがちですが、あっさりした食事ばかりだと栄養価のバランスが偏ってしまい、夏バテをより悪化させてしまうことも。
今回は、すぐできる&暑さに負けない元気が出るような時短レシピ3品をご紹介します。

1. ソーセージのホイコーロー

ソーセージのホイコーロー

1-1. 材料

ソーセージのホイコーロー 材料

キャベツ 1/5個(300g)
玉ねぎ 1個
ズッキーニ 1本
ソーセージ 12本
おろしニンニク 小さじ1
おろしショウガ 小さじ1
豆板醤 小さじ1.5
★酒 大さじ3
★味噌、砂糖、醤油、オイスターソース 各小さじ2
ごま油 大さじ1.5
塩コショウ 少々

1-2. 時短ポイント

・ソーセージで火の通りが早い
・レンジで加熱することで炒め時間短縮

1-3. 手順

1. 玉ねぎは皮を剥き、1㎝のくし切り。ズッキーニは1㎝幅の輪切りにする。キャベツは一口大の大きさにざく切り。ソーセージは斜めに1㎝の厚さに切る。切った順に耐熱皿に入れ、ラップをして500wで5分間加熱。
2. フライパンにごま油少々を弱火で熱し、豆板醤・ニンニク・ショウガを香りが出るまで炒める。加熱した1を入れて強火で炒め、玉ねぎが透き通ってきたら★の調味料を加えて混ぜながら炒める。

ソーセージのホイコーロー 炒める

3. 全体がなじんだら皿に盛り、完成。

2. ナスの冷やしナムル

ナスの冷やしナムル

2-1. 材料

ナスの冷やしナムル 材料

ナス 3本
すりごま(白) 大さじ1
ごま油 大さじ1
塩 小さじ1/3

2-2. 時短ポイント

・レンジで加熱するのでラクチン♪
・朝か前の日にレンジにかけ、余熱をとってから冷蔵庫で冷やす。

2-3. レシピ

1. ナスのヘタを取り、1本ずつラップでしっかり包む
2. 600wで4分、裏返してナスの置く場所を中心と端を入れ変え、もう3分加熱。ナスがすべて柔らかくなっていればOK。
3. 粗熱をとって冷蔵庫へ。3時間以上冷やす。
4. 冷えたらラップをはがし、ナスを手で割くようにしてボウルに入れて調味料を和え完成。

ナスの冷やしナムル

3. トマトサンラータン

トマトサンラータン

3-1. 材料

トマトサンラータン

大玉トマト 1個
えのきだけ 中パック1/2袋(50g)
卵 1~2個
★酢 大さじ2
★鶏がらスープの素 小さじ2
★醤油 小さじ2
★水 700cc
塩 少々
黒コショウ 少々
ラー油 お好みで

3-2. 時短ポイント

・火が通りやすい食材を使う

3-3. 手順

1.★の材料を鍋に入れ、中火で加熱。
2.えのきだけは石づきを取って1/2~1/3の長さに切り、トマトは1㎝角に切ってそれぞれ1に入れる。
3.沸騰寸前で溶き卵を入れ、1分間加熱。

トマトサンラータン

4.塩と黒コショウで味を調え、皿に盛り完成。お好みでラー油をかける。

4. 3品を15分以内で作るイメージトレーニング手順

1. ナスは前もってレンジで加熱し、冷蔵庫に入れておく。
2. ホイコーローの野菜を先に切り、レンジにかけている間にスープの食材を切り終える。
3. スープの鍋に野菜を入れ加熱。ナムルを仕上げて冷蔵庫に入れておく。
4. それぞれの料理を仕上げ、盛り付けて完成。

5. まとめ

ソーセージの主な原材料は豚肉です。豚肉に含まれているビタミンB1は糖をエネルギーに代謝させるときに必要な栄養素です。不足すると、夏バテ特有のダルさや疲れがたまりやすくなります。ビタミンB1は、タマネギやニンニク・ニラなどの野菜に含まれているアリシンと一緒に摂取すると、吸収力がUP!疲労回復やスタミナをつけたい時にはおススメの組み合わせです。

「ナスの冷やしナムル」は、わたしが一番好きなナスの食べ方です。加熱してとろとろになったナスを冷やすのですが、しっかり冷やすことでナス本来の甘さがより引き立ちます。3日間は冷蔵庫で日持ちするので、ナスを買ったその日に加熱してしまえばもっと手間が減ります。

「サンラータン」は酸味のある中華風スープです。暑い日に温かいスープは飲みたくないかもしれませんが、夏こそ冷房や冷たい食べ物・飲み物のせいで体が冷えがちに。体が冷えると血液のめぐりが悪くなり、頭痛や肩こりの原因にもなります。お酢とトマトの酸味でさっぱりした飲み口になっているので、ぜひお試しください。