小学校に通うお子さんの好きな給食メニューの上位にいつもランクインしている「ビビンバ」。ご家庭で作るにはハードルが高いという認識もあるかもしれませんが、そんなこともありません。今回は手に入りやすい野菜と調味料を使って、栄養満点のビビンバを作ります。ビビンバに合う、わかめのスープも同時に作っちゃいますよ。
同時に数品作るときの時短のポイントは「予習」と「同時進行」です。1品ずつ作るときのレシピも大切ですが、短時間で2品作り終えるイメージトレーニングをしてから調理にかかりましょう。
目次
1.まぜまぜビビンバ
1-1.材料(3~4人分)
メインのおかずは、まぜまぜビビンバです。ポイントはひき肉を使用すること。お肉を切る手間が省けるので、その分時短に。そして焼肉のタレで味を決めることで調味料を計量する手間が省けます。
- 白飯 3合分
- ひき肉 200~300g(豚、合い挽き、牛、鶏のどれでもお好みで)
- にんじん 1/3本~1/2本
- しめじ 1/2株
- もやし 1/2袋
- 小松菜、ほうれん草などの青菜 2株(今回はスイスチャード)
- 卵 人数分
- 焼肉のタレ 大さじ4~5
- 塩コショウ お好みで
- キムチやコチュジャン お好みで
1-2.手順
【1】ご飯を炊飯しておく。
【2】フライパンを弱火で熱し、ひき肉を炒めながら野菜を切って入れていく。
ニンジンは千切りにし、スイスチャードは食べやすい長さに切る。しめじは石づきをとりほぐし、もやしはさっと洗ってからフライパンへ。
【3】野菜を全てフライパンに入れ終わったら焼肉のタレと塩コショウを入れ、中火で炒める。水気が飛ぶまで5分ほど炒めればOK。
【4】3を炊飯器の中のご飯と混ぜ合わせ、塩コショウで味を調える。
【5】4を丼ぶりに盛り付け、お好みで卵の黄身とキムチ等を添えて完成。
2.わかめとえのきだけのスープ
汁物は、ビビンバにもよく合う、わかめとえのきだけのスープです。細長いえのきだけを使用することで、食材を細かく切る必要がなく、火も通りやすいので時短になります。また、乾燥わかめを使用すればわかめを切ったり水戻しする必要がありません。
2-1.材料
- 水 700ml
- えのきだけ 1/2株
- わかめ 小さじ1.5
- 鶏がらスープの素 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- 塩コショウ 少々
- 白ごま 少々
- ごま油 大さじ1
2-2.手順
【1】小鍋に水を入れ、中火で加熱する。
【2】えのきだけの石づきをとり、半分の長さに切って根元の方を割く。
【3】全ての材料を1に入れ、塩コショウで味を調える。
【4】お椀に注ぎ、白ごまを指ですりつぶしながら入れて完成。
3.2品を15分以内で作る効率的な手順のご紹介
- 最初に、スープ用の鍋に水を入れて中火で沸かします。
- 次に、ビビンバ用フライパンを用意し、ひき肉を入れて弱火で熱します。
- 野菜を切るときはニンジンはしりしり用の調理器具を使用すると、より時短できます。
- ビビンバの具材を水分が飛ぶまで炒めている間、スープのえのきだけを切って味付けまでを行い、火を弱めておきます。
- ビビンバを丼ぶりに盛り、トッピングに卵の黄身を乗せます。白身はほかの料理に使用してもいいですし、スープに溶き入れても良いです。
4.まとめ
焼肉のタレのメーカーによって塩分が違うので、盛り付ける前に味を見てタレを追加したり塩コショウでカバーしましょう。
ビビンバは朝に作り、炊飯器で保温して夕食時に食べても良いです。ビビンバの見た目までこだわりたい!というときには野菜を混ぜ込まないで各々ナムルにしてトッピングしましょう。卵も茹で卵や味付けタマゴにしても美味しく召し上がれますよ。
時短料理をするときに一番大切なのが、料理前のレシピの予習です。少し手間に思うかもしれませんが、通勤電車の中などで段取りをイメージしておくと、料理中に迷いやロスタイムが無くなり時短につながりますよ。
まぜまぜビビンバ、ぜひ作ってみてください!